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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


するりとニノの腕が伸びてきて俺の首に絡んだ。
かと思ったら、顔が近づいてきた。

「相葉さんが…本気出したら風の日、作れるかもよ…?」

酒で上気して潤んだ目…
理性が吹っ飛びそうになる。

「なっ…なにバカなこと言ってんだよ!」

ニノの腕を外して立ちあがった。

「酒、持ってくる…」

キッチンに逃げこむと、心臓を押さえた。
あんなことされて…
好きな奴にあんなことされて正常でいられるほど、枯れてない。
立ち上がる股間をなんとか鎮める。

「相葉さん…」

ぎくっとして振り返った。
潤が、思いつめた顔をして立っていた。

「な、なんだよ…」
「話が…あるんだ」



「あ~もうっどこ行ってたの?大野さんも翔さんも寝ちゃった…」

一人ビールを煽りながら、ニノが俺と潤を見上げた。
リーダーと翔ちゃんはラグの上で仲良く身を寄せて寝ていた。

「ん?秘密…」
「えー…ずるい」

ニノの手から缶ビールを取り上げた。

「え…?なに…?」

潤が後ろからニノの身体を抱き上げた。

「えっ…潤くん…?」

俺は寝室のドアを開け放った。

「相葉さん…?」

静かに潤はニノを運んで歩いてきた。
目が合うと、頷いた。

これで…俺達の契約は成立。

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