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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


「ねえ…翔ちゃん…」
「んー?」
「これ、おかしくない?」
「いや…おかしくはないよ?」

目立つけどね。

結局、あれだけ言ったのに海パンを忘れてきた智くんには、海の家で買ってきた海パンを与えた。

だが…
折悪しく、普通の海パンは売り切れてて。
なんと売っていたのは競泳用の水着。

そう…つまりブーメランだ。

智くんのかわいい(大きさはかわいくないが)もっこりが、まんま見えてるってわけです。
だから大きな浮き輪でそこを隠してる。
でも、俺はずっと前かがみで歩いている。

「翔ちゃん、歩き方がなんか変だよ?」
「ん?ちょっと砂が熱いからなぁ」

ビーサン越しに触れる砂は焼けるように熱い。
ひょいひょいと足を浮かせながら歩いていたから、なんとか股間もっこりを隠すことができた。

「早く海入ろうぜ!」
「うんっ!」

智くんが皆の目に触れないようになるべくガードしながら海に向かった。

青い海、青い空、白い雲、白い砂浜…
かわいい智…

ここは天国かっ…!

「よおし!あのブイまで競争ねっ!」
「えっ!?いきなり?」
「俺、水泳習ってたから早いからね」
「ほんとに?」
「行くよ…よーいっ、スタートっ」

ビーサンをパラソルで脱ぎ捨ててきたから、足の裏が熱い。
ばしゃばしゃと波打ち際に足を突っ込んだら、爽快感が身体を突き抜けた。

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