• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


もぐもぐしながらちょっと上を見て考えこむ。

「天然なとこでしょ~?それから意外とガサツを演出してるところでしょ~?それから…」
「まてまて…ガサツを演出してるってなんだよ」
「ん?なんかそれを男っぽさと勘違いしてる?」
「なっ…なんだそれっ!」

和也の前からお皿を取り上げた。

「ちょっとおお…」
「そんなこと言う子にはごはんあげません」
「やめて…本当のこと言っただけじゃん」
「ハズカシイだろうがっ!」
「だってさ…潤くんって男らしいけど、実はとっても女性的じゃん?」
「う…」

それはよく言われる。
ドラマとか映画の演出さんや監督さんにそう言われることが多い。

「だから、わざとガサツっぽいことして、それを隠してるんだよね…?」

そう言うと、小動物は俺の目を覗き込んできた。

「はあ…もう、敵わねえな…」

ことりとお皿を和也の前に置くと、満面の笑み。

「んふ。だから潤くん好きよ」
「はあ?」
「俺ね、なに考えてるかわからない人の傍にはずっと居られないの」
「え?」
「潤くんの考えてることはわかるから…だから…安心する…」

口に入れたスプーンをきゅっと咥えた。

「なんでかな…」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp