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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


気がついたらキッチンの入口にバスローブ姿の和が凭れかかってた。
髪から水が滴ってる。

「おい…なにしてんだよ」
「別に…」

口をとんがらせて、またぷいっと向こうを向いてしまった。

「和…風邪ひどくなるから…」

そう言ってバスタオルで頭を拭いてやった。
ドライヤーで髪を乾かすと、すぐにパジャマを着せた。
そのままベッドに連れて行く。
和はちょっとふらついていたから、腰に手を回して支えた。

「大丈夫か?」
「うん…」

今度は素直に頷いた。

ベッドに寝かせると、おじやの準備をした。
トレーに小分けにしたものを載せて、寝室に運ぶ。

「食べられるか?」
「うん…」
「じゃあ、食べような」

レンゲを持つと、あーんしてやった。
照れくさそうに、そのかわいらしい唇を和は開いた。
ゆっくり食べるのに付き合って、俺は自分の分を食べながら和にあーんし続けた。

薬味をたくさん入れた、中華スープのおじや。
ほんと、俺、天才。

「美味しい?」
「うん…すごく…」
「ちょっと待ってて」

和に一人で食べてもらいながら、俺はコンロに向かった。
火を入れると、あっという間に出来上がる。
それを取り出して、寝室に戻った。

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