第11章 グレイscene4
急激に潤の中で、自分が膨らんでいくのがわかった。
欲望が抑えきれない。
「潤…出るかも…」
潤んだ目で俺を見上げた潤は頷いた。
「ごめんっ…」
潤の頭に手を添えながら、大きな波が来るのを感じた。
「あっ…ああっ…潤っ…」
這いまわる舌が、裏筋をべろりと舐めた瞬間、俺は果てた。
びくりびくりと身体が震える。
その瞬間、トイレに人が入ってきた。
びくりと二人で身体を震わせ、そのまま動くことができなかった。
しばらくして出て行ったら、二人で慌てて個室を出た。
手洗いで二人呆然と突っ立っていた。
「すまん…潤…」
「ううん…なんか嬉しかった」
「え?」
「翔くんが俺のこと、あんなに欲しがってくれるの久しぶりだったから…」
真っ赤になって潤は顔を洗いだした。
「メイク…やり直しだぞ…」
それから、俺達はちょっとだけ、ね?
誰にも見つからないように外でイチャイチャするようになった。
ちょっとだけ、味を占めた。
だけど、それは絶対に人に見つかってはいけない。
毎回ミッションをコンプリートすると、俺達は非常に満足した。
まあ…その。
コンプリートまでの過程がね、いいんだけどね。