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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


「智くんこそ、どうしたの」
「別に…気分」

そういって笑うと、タバコをもみ消した。

「じゃあ、お先」
「うん」

喫煙所には俺たち二人しか居なくて。
そのまま俺はしゃがみこんで行儀悪くタバコを吸った。

頃合いかなと楽屋に向かって歩き出した。
ドアを開けると、いつもの風景。

各々好きなことをして過ごしている。
マネージャーはまだ打ち合わせに出ていて居ない。

「おはよー」

俺が言うと、口々に返事を返す。
そのまま定位置の雅紀の横に座ると、タブレットを取り出してニュースチェックを始めた。

「翔ちゃんさー…」

雅紀が話しかけてくる。

「んー?」

タブレットに目を落としたまま返事をする。

「最近、彼女できた?」

ぶふぉっと遠くで潤がコーヒーを噴き出した。

「は?なんで?」
「最近さ、いつもと違う匂いするんだよね…」
「に、におい?」
「なんだろ…なんか、どっかで嗅いだことのある匂い…」
「ば、ばか。ボディソープ変えたんだよ!」
「んー?そうなの?」

さすが野生の相葉ちゃんだ…
鼻がすごくきく。

「あ、俺も思った。翔くん、なんか違う匂いする」

智くんまで釣り雑誌から目を上げて参加してきた。

「へえ…どれどれ」

ニノは匂いを嗅ぎに来た。

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