第9章 退紅(あらそめ)scene3
右手を動かすと智が苦しそうに呻く。
それには構わず、快楽に浸った。
智をすべて犯したい。
体の隅々まで。
ぐぼぐぼと音を立てながら、苦しそうに俺を咥えこむ智をじっと目でも犯す。
もう、全部俺のものだ。
その毛穴から噴き出る汗まですべて。
「飲めよ…」
ぐいっと喉の奥までねじ込んで、本能に逆らわず放った。
「うっ…う…」
俺を咥えながら苦しそうな声を出す。
「一滴も残さず飲め」
俺を見上げて、目で頷くと一生懸命吸い上げる。
ゴクリと喉が動く。
動いてもなお、俺を咥えて舌で愛撫を加える。
「いいよ…もっと…」
そういうと見上げてる目が笑う。
手を伸ばして顎に触れると、俺を咥え込み動いている輪郭を撫でる。
「いい子だ…智…」
智の中心がゆっくりと屹立する。
「そのまま自分の握って扱いて」
こくりと頷くと左手で自分を握りこんだ。
俺を舐めながら、自分も昂ぶらせていく姿は酷く淫らで美しい。
「いいよ…もっと…もっと見せて…」
苦しそうに歪める顔も、俺を昂ぶらせる。
また智の口の中で俺は硬くなる。
髪を掴んで口から俺を出す。
「タマも舐めてよ」
微笑んで俺を掴んで上に上げると顔を埋めた。