第7章 ショコラscene3
「俺…翔ちゃんのことずっと好きだった」
「え…?」
「翔ちゃんにどんなかわいい彼女ができても、ずっと好きだった。だけどさ…翔ちゃんと彼女を引き裂こうなんて、俺は思わなかったよ?」
「雅紀…」
「生霊になると欲望が剥き出しになるって奥さんは言ってたけど、例えそうだとしても彼女のやったことは、自分勝手だし、とても俺のこと好きだとは思えない」
翔ちゃんの顔をまっすぐ見た。
「彼女は、俺の事好きな自分が好きだったんだよ。本当に好きなら、好きな人が泣くようなことできない筈だよ」
翔ちゃんはふっと微笑んだ。
「そう思えるのはさ…雅紀の心が綺麗だからだよ…」
「えっ…」
「俺、お前に惚れて良かった…世界一幸せだ…」
ぎゅうっと翔ちゃんは俺を抱きしめてくれた。
「愛してる…雅紀…」
「翔ちゃん…」
ぎゅうっと俺も翔ちゃんを抱きしめた。
「俺も…愛してるよ…翔…」
二日後…俺達の休みの最終日。
なんと、嵐の皆で八王子に来た。
事務所のワゴン車で先生のお宅に先生と奥さんを迎えに行って。
皆で黒に会いに行った。
「黒が居なかったら、翔ちゃん女になってたんだろ?」
「んなわけあるかい」
大宮SKがなにやら後ろでブツブツ言ってる。