第7章 ショコラscene3
ぱたっと翔ちゃんはその場に倒れた。
「翔ちゃんっ…」
「待って!」
奥さんが翔ちゃんに駆け寄った。
ニノが俺に飛びついてくる。
「えっ…えっ…なっ…」
べろべろべろべろ俺はニノに口を舐められた。
こ、これって…
「相葉さん、大丈夫です」
奥さんがこちらを振り返った。
ニノを抱っこしながら翔ちゃんに近づく。
翔ちゃんは眠っていた。
ニノがひらりと俺から降りた。
ぺろぺろほっぺたを舐めたら、翔ちゃんが薄っすらと目を開けた。
「黒…」
そう言って、翔ちゃんはニノの頭をなでた。
「お前…また来たの…?」
そういうと微笑んで、また目を閉じた。
「翔ちゃんっ…」
翔ちゃんを抱き起こすと、また目を開けた。
「まさ…」
するりと力が抜けて、また翔ちゃんは眠ってしまった。
「翔ちゃんっ…翔ちゃんっ…」
「相葉さん…もう大丈夫ですよ…」
奥さんが俺の肩に手を載せた。
「主人が…後は上手くやると思うんですけど…」
促されて、翔ちゃんを抱えて座敷に行った。
奥さんが布団を敷いてくれて、そこに翔ちゃんを寝かせた。
「あれっ…ニノは?」
慌てて客間に戻ると、ニノはくたっと床に倒れていた。