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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第7章 ショコラscene3


「あ…もしかして…」

奥さんの声が聞こえた。
次の瞬間、ニノの身体が舞い上がった。

「わんっ!」

ドサリと翔ちゃんの上に落っこちてきた。
そのはずみで、翔ちゃんは俺を離した。

「ごほっ…ごほっ…」

急に酸素が入ってきて、俺はむせながら後ろにへたり込んだ。
奥さんがすぐに俺を支えてくれる。

「相葉さんっ…大丈夫ですか!?」
「だ、だいじょうぶ…」

翔ちゃんとニノを見たら、ニノが翔ちゃんを押し倒して上に乗ってた。

「な、なにしてんだよ!」
「待って!相葉さん」
「えっ?」
「あれは…」

その瞬間、またニノが吠えた。

「わんっ…わんっ…」
「やっ…やだああっ…犬、嫌いっ…」

翔ちゃんが泣いてる…

「やめてえっ…どいてよ、犬っ…」

必死でもがいてるけど、ニノはどかない。

「わんっ…うーっ…」

唸ったかと思うと、思いっきり翔ちゃんの首筋に噛み付いた。

「やああああっ…」

突然奥さんが立ちあがった。

「黒っ…どきなさいっ…」

ニノは奥さんの顔を見たら、ばっと飛び下がった。
翔ちゃんがすかさず起きて、逃げようとこちらに背中を向けた。
その瞬間、奥さんが手に持っていた銀色のものを背中に投げつけた。

「ぎゃあああああああああああっ…」

悲鳴が、部屋に響いた。

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