第7章 ショコラscene3
一時間ほどして奥さんが呼びにきて、俺達は客間に入った。
翔ちゃんはぼけーっとソファに身を起こしていた。
「翔ちゃん…?大丈夫?」
ニノが話しかけても無反応で。
顔がげっそりしてる。
「あ、えっと…美々子さん?」
やっと翔ちゃんはニノの顔を見た。
「気分はどうですか…?」
「大丈夫…雅紀…」
ニノの後ろに居る俺に手を伸ばしてきた。
俺は手を握ると、ニノの隣に座った。
床に二人で座りながら、目を合わせるとニノは俺にもたれかかってきた。
「ちょ…重い…」
「いいでしょ」
俺は翔ちゃんの手を離してニノを抱きしめた。
「もお…しょうがないな…ニノったら…」
ニノは翔ちゃんを見ると、じっと見つめた。
「翔ちゃん!目、閉じてて!」
翔ちゃんの中身は美々子って人だから、当然閉じない。
ぽかんとしてるその隙に、ニノは俺にがばっと抱きついてきた。
「わあっ…」
傍で見ていた奥さんはとっさに顔を手で覆った。
ニノはにやりと笑うと、俺にぶちゅーっとキスした。
キス…された…
「うわああっ…」
「相葉さん…ね。いいでしょ?」
ニノはもう一回キスして、散々俺の唇をべろべろ舐めた。
「お、お前…ちょっと!」