第7章 ショコラscene3
ニノが俺をなだめるように背中を擦る。
「落ち着いて?ね?」
「ごめん…ニノ…」
ふと翔ちゃんをみたら、なんだかぽーっとした顔で俺たちを見ている。
なんだ?
「二宮くん…雅紀に抱きついてる…」
うふふと笑うと、また嬉しそうにしてる。
「美々子さんは、相葉さんと二宮さんが仲良くしていると嬉しいのですか?」
「うんっ!とっても嬉しい!」
「それはまた、なんで…?」
「だって…」
そのまま口ごもってしまった。
でも俺とニノからは目を離そうとしない。
「相葉さん…」
「えっ?」
突然ニノが、俺のほっぺにちゅっとキスをした。
「キャー!」
翔ちゃんが悲鳴を上げた。
「えっ…ええ!?」
真っ赤な顔をして手で顔を覆うけど、指の間からしっかりこっちを見ている。
「えっ…なにしてんの?ニノ!?」
「ふうん…」
ニノは俺にこしょこしょしてきた。
「この子、腐女子ってやつじゃないの?もしかして」
「えっ…なにそれ」
「だから…男同士がいちゃいちゃしてんの好きな子なんじゃないの?」
「えーっ!?」
「しっ…声がでかい」
その間もニノは俺に抱きついたまんまで…
ちらっと翔ちゃんを見ると、俺の首に腕を巻きつけた。