第7章 ショコラscene3
翔ちゃんがお風呂に入っている間に、また先生と話をした。
「そうですか…言いませんでしたか。相葉さんが聞いたならあるいはと思ったのですが…」
「すいません…」
「いえ、謝る必要はありません。試せることはなんでもやりましょう」
先生は懐手をして暫く考え込んでいたが、徐ろに目を開けた。
「どこか病院に入院しているでしょうね…美々子さんは…」
スマホを見たら、ニノから連絡がきていた。
とても心配していて、力になれることがあるなら言ってねと書いてあった。
メンバーにもとても心配をかけてる…
きっと俺達の仕事のしわ寄せも行ってるに違いない。
翔ちゃんがお風呂から上がってきて、部屋に入ってきた。
ここは先生とさっき話しをした座敷だ。
今日からここで寝泊まりすることになった。
「なに?誰かから連絡あったの?」
髪を拭きながら俺の隣に座り込んだ。
「うん。ニノから…」
「えっ…二宮くん…そうなんだあ…」
翔ちゃんは頬を染めて、なんだか嬉しそうだ。
「なに?ニノの事好きなの?」
「ち、違うよ!私が好きなのは雅紀だけだよ?」
翔ちゃんは蕩けそうな顔をして、俺に凭れかかってきた。
「そっかあ…プライベートでも連絡取り合うんだね…」