第7章 ショコラscene3
「え…俺の…?」
「はい…彼女はあなたの強烈なファンのようです…」
「そんな…」
「なぜ彼女が生霊になってしまったかはわかりませんが、櫻井さんの身体に取り憑いたのは、そういう理由だからでしょう…」
「翔ちゃんは…今、翔ちゃんの魂はどこに居るんですか!?」
「櫻井さんは…眠っています」
「え…?」
「他人の霊魂が身体の中にいるというのは、大変疲れるでしょう?櫻井さんは初めての経験で、消耗しきっています…」
「翔ちゃん…」
「それに…」
「え?」
「あの…相葉さん、彼女を抱きましたね?」
「えっ…」
「櫻井さんは、ショックを受けています」
「そんな…だって…俺…」
先生は咳払いをした。
「まあ…わからないですよね…外見は櫻井さんですからね…」
「はい…俺は、その…翔ちゃんを抱いたつもりでした…」
「あなたが抱いた時は、美々子さんだったようです」
「そんな…そんなのって…」
自分の欲望に負けたばっかりに…翔ちゃんを傷つけてしまった…
「相葉さん…気になさらないで…きっと、櫻井さんはわかってくれますから…」
そうだ…いつだって翔ちゃんは、俺のことわかってくれた…
「先生…どうやったら翔ちゃんを取り戻せるんですか?」