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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第6章 ノクターン


気がついたら、ベッドで大野さんに抱っこされて寝てた。
京都の時みたいに、いい匂いがしてた。
酒でぐるぐるしてる頭に、あの時のことが蘇ってきた。
腕枕が温かい。
体温が一気に上がってきて、熱い。
長い前髪のかかるまつげは女みたくて、儚げで。
思わずそっと大野さんの髪をかきあげた。

「大野さん…?」

規則正しい寝息以外、なにも返ってこない。
震える手で大野さんの唇に触れた。
なぜだか、そこに猛烈に触ってみたかった。
思ったよりも柔かい唇にちょっと驚いた。

その感触を覚えたまま目を閉じた。
大野さんの唇に触れた手を、自分の股間にそっと触れさせた。

「っく…」

いつもより敏感だった。
ちょっと触っただけで、もうイってしまいそうだった。

「…ニノ…?」
「あっ…」

大野さんが薄っすらと目を開けた。

「どうした…?」
「…なんでもな…」

ふふっと笑うと、またゆっくり目を閉じた。

「早く寝ろよぉ…」
「うん…」

大野さんが寝てしまうまで動けなかった。
やっと寝てしまうと、俺はそっとベッドを抜けだしてバスルームへ行った。
頭からシャワーを被って、身体の火照りを静めた。

俺…もしかして…

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