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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第3章 チェリー・ポップ


身を横たえるとすぐにかずが身体をくっつけてきた。
こんなの普段だったら男同士で気持ちわりいって思うんだろうけど、この時はそんなこと思わなくて…

「腕枕してやろうか…?」

なんて恥ずかしいこと言っちゃって…
そしたらかずが頷くから、焦っちゃって。
恐る恐るうでを差し伸べたら、そこにことんとかずの頭が乗っかって。

普通…
普通さ…

女の子だったら、腕枕したら抱き寄せるよね。
でもさ、これはかずであって女の子でも彼女でもない。
左手…どうすればいいんだ?

そんなこと思ってたら、かずは俺の肩にぎゅっと顔を押し付けてきた。
そんなに…人恋しいのか…
そう思ったら、自然に左手がかずを抱き寄せてた。
右手も自然にかずの肩を包んだ。
かずを抱きしめてしまった。

身体が熱い。
息も、少し荒くなってるみたいだ…

「苦しくない…?」
「うん…」
「身体、痛い…?」
「痛い…」
「薬効くまで、待とうな…」
「うん…」

ぎゅっとかずが俺の服を掴む。

「大丈夫だよ…どこも行かないから…」
「うん…大野さん…」
「ん?」
「ばかって言って…ごめん…」

泣きそうな声でそんなこと言うから、笑った。


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