第3章 チェリー・ポップ
その後、スマホに潤と相葉さんから連絡が入った。
今、仕事中だけど俺のこと聞いて、心配して連絡してきてくれた。
申し訳ない気持ちで一杯になった。
俺の不注意で…こんな…
心配要らない旨、メッセに書いて送っておいた。
「マネージャーとか、今日は来ないって」
「あ、そうなんだ」
「なんか、翔くんが今日はいいって言ったらしいよ」
「え…」
「俺がするからって、ね」
「そんな…そこまで迷惑かけられないよ…」
「だろ?だから俺、来た。一緒に迷惑かけられてやるよ」
ふふっと大野さんは笑った。
ちゃんと…リーダーっぽいことしてんじゃん…
「ありがとね…リーダー」
「うえ…気持ち悪いからヤメろ」
「いいじゃん。リーダーなんだから」
「いつもみたいにおじさんって呼べ」
「ふふ…リーダー…」
「ヤメろって…」
そうこうしてたら、翔ちゃんが帰ってきて。
「あ、智くん来たんだ」
にこにこして買い物袋を俺に見せた。
「飯、ナイスセレクトだと思うぜ?」
そう言って俺を立ち上がらせた。
大野さんに支えられながらリビングに行く。
いつものテーブルで食べるのはきつそうだったから、ラグの上にローテーブルを持って行ってそこでご飯を広げた。