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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


部屋に入って風呂の準備をすると、大野さんはリビングのソファに座ってしまった。
また眠そうにしている。

「寝ないでよ?お風呂…わっ…」

急に大野さんに引き寄せられて、覆いかぶさる形になってしまった。

「むふ…かず…抱っこさせて?」
「え…?なんで?」
「落ち着くから」

そういうと俺の胸に顔を埋めて、ぎゅうううっと俺を抱きしめた。

「大野さん…」

くんくんと俺の匂いまで嗅いでる。

「かず…」
「うん…?」
「俺…愛情表現、ヘタクソでごめんね…?」
「え…?」
「ちゃんとね、お前のこと愛してるよ…?」
「大野さん…」
「お前が俺のこと思ってやってくれてることも…わかってるからね…?」

そういうと、またぎゅううっと力を入れた。

「俺の…和也…」

どくん…
心臓が跳ね上がった。

「お、大野さん…」

身体が熱い。
大野さんの心臓の音、響いてくる。

「和也…」

耳元で囁かれて、身体にぞくぞくと快感が走る。
そのまま首筋を唇で弄られて、背中が仰け反る。

「おおのさ…お風呂…」
「もうちょっと…待って…」
「で…も…」

大野さんの背中に回した手に力を入れる。
ぎゅっとしがみつくと、もっと大野さんを近く感じた。

もっと…

もっと近く…

鎖骨に大野さんの唇が触れて、ちゅっと音がした。
大野さんの腕が緩んで、顔を覗き込むと真剣な顔をしていた。

「かず…欲しい」


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