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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


俺の部屋に入ると、翔ちゃんはまっすぐにお風呂に行った。

「ちょっと…翔ちゃん?」
「雅紀、ちゃんと湯船浸かってる?」
「え…最近忙しいから…」
「お湯入れて」

しょうがないから給湯スイッチを入れる。
お湯が出てくるのを見届けると、翔ちゃんは俺を押して寝室へ入る。

「おじゃま」
「翔ちゃん…だから…」

枕元に翔ちゃんのブランケットを置いたままだった。
翔ちゃんはそれを見てふっと笑った。

「昨日これ被って寝たの?」
「うん…ちゃんと…被って…」

匂い嗅ぎながら寝たって言えなかった。
まさか俺がこんな気持ちを抱いているって、翔ちゃんには言えないし…

好きだって…
ずっと片思いしてるって…

「そっか」

そう言って翔ちゃんはカーテンを触った。
他にもいろいろ部屋を点検して満足した顔をした。

「…なにしてんの…?」
「ん?部屋には問題ないね?」

そう言うと、翔ちゃんはスマホを取り出した。
なにか調べて、ぽちぽち押した。
俺の部屋の住所を聞くと、そこに入力したみたいだった。

「なにしてるの…?」
「いいから…あ、風呂入ろうか」
「え?」

脱衣所に無理やり連れていかれて、なにするのかと思ってたら翔ちゃんはいきなり服を脱いだ。

「ちょっ…何してんの!?」
「一緒に風呂入ろうぜ」

そ、そりゃコンサートでは一緒に入ったりしてるけど…
ここ、俺んち…!

「いいじゃん、今日泊まるし」
「えっ…?ええっ!?」
「俺もお前も明日オフだからいいだろ?」

俺のスケジュールも確認済ですか…すごい…

「ほら、入るぞ」

そう言って翔ちゃんは無理やり俺の服も脱がせてしまった。

「ちゃんと100数えろよ」

無理やり湯船に放り込まれてしまう。
翔ちゃんが身体を洗っている間、俺は逆上せそうになっていた。

「99…100…」
「よし。いい子だ。交代」

今度は翔ちゃんが湯船に浸かって、俺が身体を洗った。
…なんだこれ…
なにしてんだ一体…
なんで一緒に風呂入ってるんだろ…

わけわかんないよ…

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