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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第5章 月と太陽(亜久津仁)完結


『あれ?先輩との話は?』

「千石さんが辛そうだったから…
僕心配で…」

『大丈夫だよ☆ボーッとしちゃって
寝不足かな?だから平気♪』

「え!?そうですか…ゴメンです…
早とちりでした」

僕が笑うと太一君も
すまなそうに笑った
なんて可愛いんだろう!
こんなに優しくしてるなんて
僕は幸せ者だよ

『ありがとう!超元気になった!』

僕は嬉しくて太一君と腕を絡めた

「よかったです!」

真っ赤な顔の太一君は
ますます可愛かった
ほんわかした空気に包まれる
僕らの間に

「太一…テメェ、俺を無視して
女の所に行くのか?
いい度胸してんじゃねぇか」

亜久津先輩の低い声

「スイマセンです!そんなつもりじゃ」

オロオロする太一君と
先輩を見る事も出来ずに
モジモジする僕

「ご機嫌だな」

腕を組む僕らを見ながら
ムッとした声で先輩が言った

『えっ!そんな事ないです!』

パッと腕を離して先輩を見る
僕を見下ろす先輩と目が合う。
相変わらず冷たい目だ
その目に吸い込まれそうで
身動きが取れない

「亜久津先輩!千石さんを
いぢめちゃダメです!」

オロオロしてた太一君が僕を
引き寄せて先輩を睨んだ

「あ゛?別に何もしてねぇだろ
何ムキになってんだよ?」

「最近…亜久津先輩が側にくると
千石さんが辛そうにするです…
僕が守るです!千石さんは
僕の一番大切な人です!」

僕を抱いたまま啖呵を切った

「ハッ!勝手にしろや。俺には
関係ねぇ。お似合いだよ
ガキ同士じゃれてろ」

僕らを睨みつけると出て行った
僕の身体から力が抜けていく
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