第49章 ラズベリーscene4.5
二人が出て行くと、相葉さんが激しく俺の唇を貪った。
ぴちゃぴちゃといやらしい音がトイレに響く。
「…ねえ、相葉さん」
「なに?ニノ」
「俺たち…どこいくんだろ」
「さぁ…わかんない」
「このままずっと」
「え…?」
「このままでもいいな…俺」
「なに言ってんの…」
「そうだね…なに言ってんだろ」
「熱い…ニノの中…」
「うん…熱い相葉さん…」
「気持ちいい…」
「うん…気持ちいいね…」
俺の中にいる相葉さんが大きくなった。
「ニノ…かわいいよ…」
ぎゅっと俺を抱きしめた。
「好きだよ…」
背筋にぞわっと何かが走っていった。
「っ…ニノ…締めすぎっ…」
相葉さんが俺から出て行った。
コンドームを引き抜くと縛って捨てた。
またずりさげたズボンのポケットからコンドームを出すと、歯に引っ掛けて袋を開けた。
手早く装着すると、また俺の足を抱え上げた。
「またするの…?」
「もちろん」
ちゅっと俺の唇にキスをして笑った。
「だってもっと欲しい…」
俺は、また震えた。
そのまま、相葉さんが満足するまで求められて、結局休憩はできなかった。
帰るとき、自販機で相葉さんが缶コーヒーを買ってくれた。
皆に見えないよう、俺の左手をきゅっと握った。
「また、シようね…かず…」
そう耳元で囁いた。
俺は、また頷いた。
もっと相葉さんが欲しくなったから。
【つづく】