第49章 ラズベリーscene4.5
コンサートツアーのリハール中。
大野さんと翔さんが部屋を抜け出して行った。
あの人達、最近頻繁なんだよね。
1時間以上の休憩があると、必ず抜け出していく。
後、最近やたらとお稲荷さんを二人で食べてる。
こころなしか、ふたりの顔はお狐様みたいな顔になってる。
翔さんのお父さんに交際を反対されてると聞いている。
真正面からぶつかるなんて、ばかみたい。
でも。
反面凄いとも思う。
俺は潤にそんな愛され方、されてないから。
別にして欲しいわけじゃなくて。
ちゃんと認めてもらえる。
それって結構この先の事考えると、大事なことなんじゃないかと思う。
二人でずっと生きていくために。
あの二人は、先の先を見据えている。
やっぱり嵐のお兄さんチームだ。
俺達は…
どこに向かってるんだろう。
潤はいつも俺のこと愛してくれてるのはわかる。
でも、俺の中に言いようのない不安があるのも確かだ。
相葉さんが、立ちあがって俺の前に来た。
「ニノ、トイレつきあって」
あからさまだった。
「あ、うん…わかった」
あからさまに、俺もOKしてしまった。