第48章 ラズベリーscene3.5
ニチャニチャと、俺と相葉さんの繋がるところから音がする。
いやらしい…
こんないやらしいこと、久しぶりにした…
頭が真っ白になった。
「あ…もう…相葉さんっ…イクっ…イっていい?」
「いいよ…ニノ…俺もっ…出るっ…」
さっきの翔さんが頭に浮かぶ。
「一緒にっ…一緒に気持ちよくなろ?相葉さんっ…」
「うんっ…ニノっ…ああっ…気持ちいいっ…!」
俺達はまた同時に果てた。
荒い息をしながら、またキスをした。
そのまま俺達は身支度してトイレを出た。
相葉さんに手をひかれながら、自販機の前に行った。
「ヤバイな…俺達…」
相葉さんが言った。
声に影があった。
「これは事故でしょ?」
俺も言ってみたけど、すっきりしない。
だって、あんなに感じてしまった。
コーヒーを相葉さんが買ってくれた。
「ソレ飲んだら、戻ろ?」
結論は出ない。
っていうか、出さないほうがいいに決まってる。
俺達には、俺達の大事な人がいるんだから。
でも背徳の味は、一度味わったらやめられないのも、よくわかった。
甘い、甘い毒。
俺達は、また食べるんだろうか。
【END】