第36章 チョコフォンデュ
「そこは話し合いしようか」
「うそ…だって、チョコフォンデュ、相談ナシだったじゃん…」
「今度からちゃんと相談するからぁ…」
「突然襲ったくせに信用ならない」
「大野さん、大好きだから…」
「それはもうわかった」
「えっ?リーダー…」
「…わかった、から…」
恥ずかしくて顔がハロゲンヒーターになりそうだった。
「…じゃあ、俺達のものになってくれるの…?」
潤が震える手で俺の頬をまた触った。
「…うん…いいよ…?」
声にならない声を、皆上げた。
そのままゴロゴロ床を転がったり、お互い抱き合ったりしながら、皆は静かに喜び合った。
「あ、あのー…」
はっと顔を上げて、こちらに来ると皆で俺を揉みくちゃにした。
「今日からここに一緒に住もうね!」
「えっ…なんで?」
「だって、ここ皆で暮らすのに買ったんだもん!」
ニノの爆弾発言を聞いてめまいがした。
「や、やっぱやめる…」
立ち上がろうとしたら力ずくで抑えられた。
「だめだよ?取り消せないからね?」
「だって怖いもん!おまえら!」
「大丈夫だって、一晩で一人って約束するから!」
「俺は一人しか居ないんだ!毎晩きたら死ぬって!」
「ちゃんと当番決めるから!」
「そういう問題じゃねえだろうが!」