第30章 宮城の夜 2日目
「さて…じゃあこちらも…続きやりますか?」
「続き?」
「さっきの」
「いや…何言ってるかよく…」
そう言って背中を向けようとしたら、ぐるんとバスローブを脱がされた。
「大野さんとヤって感じた?」
翔さんが真顔で聞いてくる。
やっぱり嫉妬してんじゃん…
「気持ちよかった!」
「あっ!ニノ!」
「和ぅ~…」
「でも、あなたたちとするほうがイイに決まってんじゃん!バカ!」
そう言って、二人に抱きついた。
「好きだよ!バカ!」
恥ずかしい…
超恥ずかしい…
でも二人は俺をぎゅっと抱きしめた。
だから…いっか。
「今日は…めちゃくちゃに抱いてよ?」
「うん…ニノ…」
「和…いっちばん、気持よくする!」
「うん…」
俺の奥が疼いた。
やっぱり違う。
大野さんは違う。
抱かれて感じたけど、でも違う。
あの人は、俺にとって別枠なんだ。
この人達に早く抱かれたい。
「ちょうだい?」
そう言うと、二人は嬉しそうに俺をベッドへ横たえた。
時刻は、深夜2時を回っていた。
【END】