第25章 カズヤⅣ
シャワーの音が大きく聴こえる。
俺は雅紀に抱きついたまま涙を流した。
俺にどうして優しくしてくれるかわからない。
でも一つだけはっきりしたことがあった。
やっぱり俺はこのお兄さんたちが好きで。
好きでたまらない。
離れたくなんてない。
雅紀の顔を見る。
汗に濡れたその顔は、俺を見て微笑んだ。
「カズヤ大好きだよ…」
そう言って俺にキスをくれる。
俺は声がでないけど、口の動きだけでそれを伝えた。
まさき、すき
だいすき
雅紀は大きく目を見開くと、俺を抱きしめた。
「うん…大好きだよ…カズヤ…」
翔にも伝えなきゃ。
そう思いながら、俺は雅紀の腕の中で眠りについた。
とても幸せな気分で。
すきだよ
しょう
まさき
だいすき
【END】