• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第22章 カズヤ


窓に映る風景をずっと眺めていた。


こちらに来てから、インターナショナルスクールへ転入して通い始めたがなじめない。


みんなくだらない。


俺がゲイだとわかると、おもしろがってヤりたがった。


俺が女みたいだから。


女子は俺に軽蔑の視線を投げてくる。


本当にくだらない。


まだ新宿にいたほうがマシだった。


学校のガキは新宿のガキよりもガキだった。


小さな世界で、誰が偉いとくだらない争いをしていた。


パパに話すと、いかなくていいって言ってくれた。


でも、なんか違うと思った。


俺はこれから大人にならなきゃいけない。


一人で生きていかなきゃいけない。


学校にいかなかったら、それができない。


パパの世話になんてなる気はなかった。


パパはその気だけど…


霧に煙ってて、町並みなんてほとんど見えない。


薄暗い街を見ていると、だんだん気分が滅入ってくる。


パパは仕事で夜遅くならないと帰ってこない。


ソファの上に膝を抱えたまま、俺は帰りを待ちわびる。
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp