第20章 櫻井翔のキケンな夜会 2
「いい加減にしろよ、櫻井」
ちゅっ
またやってしまった…
なぜこうも俺に、みんな求めてくるんだ…
俺は収録終わりのスタジオの椅子から動けないでいた。
どうしよう…潤に抹殺される…
逃げたい…
でもやってしまったものは取り消せない。
一人取り残されたことに気づいて、スタジオを出る。
楽屋に向かう足取りが重い。
エナメルの足元をみると、現実のことなのかわからなくなってくる。
放送日…恐い…
いや、それよりも…
お仕置きが恐い…
きっと放送日より前にバレる。
それがいつなのか。
俺には想像もつかなかった。