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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第19章 櫻井翔のキケンな夜会


そんなイケメてる俺なのに。


内心は地獄の火車が駆けまわってて。


心臓がバクバクしてた。


そう今日は木曜日。


嵐のレギュラーの放送日でもあるが、俺が単独でレギュラーを務める番組の放送日でもある。


あと数時間もしたら、アレが放送される。


俺は家に帰るのがこわい。


地獄の火車と同じくらいこわいのがうちにいるから。


余裕の表情もあと数時間。


絶対に今日はコキュートスに落ちる。


「櫻井さん!どうしたんですか?」


カメラマンから不思議そうな声がかかる。


「あ、すいません。考え事してて」


眉間に盛大に皺が寄っていた。


横に引き伸ばしてから、また余裕の表情を作る。


芸能人って普通に悩めないのが悩みだ。


こんな時でも爽やかな笑顔。


本当は俺の大好きな、聖人二人組が立川に住んでいるマンガをもってトイレに一晩こもっていたい気分だ。


そんなこと考えてたら、またカメラマンから声がかかったので、慌てて眉間を伸ばした。


集中しろ!俺!


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