• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第16章 レイン


雨の音が、激しくなる。


ベッドの上で、俺たちもその音に合わせるように激しく求め合った。


「大野さんっ…」


和也が俺の名前を呼ぶ度、胸の奥がぎゅっと締め付けられるようだった。


「和也…好きだよ…」


「あ…あぁ…嬉しいよ…」


泣きながら俺の胸で、快感に漂ってる和也はとても綺麗で。


その薄いピンクに染まった身体に何度もキスを落とした。


「僕を離さないで…大野さん…」


「離さないよ…何があっても…」


ぎゅっと手のひらを握ると、和也も握り返してくれる。


「僕も…離さないから…大野さんのこと…」


「ああ…頼むよ…離さないでくれよ…」


「ずっと…ずっと一緒に居るから…」


「うん…一緒に居ような…和也…」


もう、間違いは犯さない。


俺はずっと和也の手を握ってる。


潤のように離したりしない。


和也の手を。ずっとずっと。


和也と一つに繋がったまま、いつまでもいつまでも手を繋いで…


そのまま二人で雨音を聞いていた。


「和也…」


「ん…?」


和也の中で、俺はじっとしてる。


「ありがとうな…」


「何が…」


「好きになってくれて…」
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp