第15章 悪徳の花 4
そのまま翔の腕を取ると、寝室へなだれこんだ。
「和也っ…抱いて…」
「ああ…翔、よく頑張ったね…」
「和也…」
「守ってやる…俺が守ってやるから…」
「…大丈夫だよ…僕は和也が居てくれるだけでいいんだから…」
急激に登ってくる衝動をどうすることもできず、俺は翔のズボンを脱がした。
いきなり翔を咥え込むと、翔の身体がぶるっと震えた。
「あ…和也…」
口の中で翔はみるみる大きくなる。
それを吸い上げると、甘い声が頭上に降ってくる。
「あ…そんな急にしたら…」
翔の先走りが口に広がる。
服を脱ぎながら、翔を愛撫していると身体が熱くてたまらない。
「もう欲しいよ…翔…」
「和也…」
「挿れたい…お前の中に…」
ローションを手に取ると、自分に塗り付けた。
そのまま翔の後ろに充てがうと、ぐっと腰を前に進める。
「あっ…和也ぃっ…」
「ごめん…痛い…?」
「大丈夫…ゆっくり…」
「ん…」
翔の身体にメリっと押し入る。
すぐに翔の中に入ってしまいたかった。
「う…ぁ…翔っ…」
「和也…あぁ…愛してる…」
「俺も…愛してるよ…」
その身体が痛みに汗ばんでも、欲しかった。