第14章 悪徳の花 3
「いいよ…ホラ…もっと締めろよ…」
ぎゅっと翔を握りこむと、白濁が少し漏れだした。
「ひっ…ああっ…やああっ…」
ぎゅうっと更に締め付けられて、俺も限界がきた。
「イケよ…」
ぼそっと囁くと、翔の身体がまた震えた。
「和也ぃっ…」
びくびくと身体が震えて、翔が俺の手を濡らした。
その最中に、俺は腰を大きくグラインドさせた。
「ひゃっ…ああっだめえっ…イってるのにっ…」
白濁を飛ばしながら、翔は身を捩る。
「気持ちいいだろっ…もっとイケよっ…」
「ああああっ…だめええっ…」
ぐっと俺を引き寄せると、翔はぎゅうっと俺を抱きしめた。
「和也…離さないで…」
小さく囁く声に、俺はイってしまった。
「翔…ねえ…」
お風呂で翔を後ろから抱きしめながら湯につかっている。
「ん…?なあに…?」
気怠い様子で、俺にもたれかかっている。
「結婚式、しようか…」
「え…?」
「もう、一生離さない…」
「え…和也…」
「やっと、お前に見合う男になれたよ…?だめかな…?」
「嘘…」
「嘘じゃないよ…日本じゃまだ認められないけど…夫婦になろう」
「和也…」
「結婚式は、海外で挙げようよ…ふたりきりで…」
「嬉しい…」
翔の涙は、とても綺麗だった…