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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第2章 夢に舞い、恋に舞う


それからのことは、あんまり覚えていない。


泣いている僕を、お師匠は優しく抱きしめてベッドに寝かせてくれて。


一晩中抱きしめていてくれた。


泣きながら眠ってしまった僕は、翌朝酷い顔をしていて…


濡れタオルで僕の顔を拭いてくれて。


にっこり笑って、優しくキスをくれた。


夢なんじゃないかって…


何度もほっぺをつねって。


お師匠に笑われた。


とっても幸せで…


今、死んでもいいと思った。





それから、僕とお師匠は晴れて恋人同士になったわけなんだけど…


ただ一つ…困ったことが…



「雅紀、そこで止まる」


お稽古の中盤、お師匠が僕の動きを止める。


「そのまま、腰を落とす」


一つ一つの動きを直していってもらえるのはありがたいんだけど…


「あんっ…」


お師匠…わざと僕の…


「ほら…力を入れなさい…」


「やめ…お師匠…」


ふたりきりの稽古場は…


触られ放題で…


「雅紀…」


止まったままの僕の首筋を、師匠の舌が這って行く。


「お師匠っ…やめてっ…」


お師匠はふっと笑うと、僕の背後に立った。


「じゃあ。今晩こそ、お前を俺にくれよな?」


「だっ…だめですっ!まだ付き合って3日でしょ!?」







僕のバージンは、風前の灯火です。






【END】
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