第13章 一月一日【薄桜鬼/ドリフターズ】
既に潤うだけ潤っている其所は、難なく俺を根元まで受け入れた。
「ああ……何時もより熱いな。
俺も直ぐに果てちまいそうだ。」
俺がゆるりと腰を使うと、まるで固めの葛湯を掻き回しているみたいにの中はたぷたぷと音を鳴らした。
「あんんっっ…ん……」
身体を捩る事すら許されないはされるがままに俺を受け止め続け、その最奥は子種を誘う様にきゅんきゅんと俺の先端を締め付けやがる。
「こりゃ……長くは保たねえぞ…」
ぺろりと自分の唇を舐めて自嘲した俺は、の膝裏を掴んで繋がっている部分を上向かせた。
「漏れ出さねえ様にしないとな。
……一滴だって無駄にしたくねえ。」
そして上から貫くが如く激しい抽挿を繰り返せば、
「んぅっ……」
弓形に身体を硬直させて、は簡単に二度目の絶頂に飛ぶ。
そんな可愛い姿を見届けてから、俺も自分の箍を外した。
「……良いか?
出すぞ。」
「んっ…はい……歳さん……」
「はっ……零すんじゃねえぞ。
俺を全部……搾り取れ…」
「はいっ……」
「良い返事だ、。
…………くぅっっ!」
最奥に留まらせた一物から、どくどくとの中に白濁を注ぐ。
女の中に吐き出した事は過去何度もあるが、『孕ませたい女』を孕ませる為にする性交はこれ程迄に昂ぶるものなのかと……
背筋を駆け上げる快感に打ち震えながら、俺は冷静に考えていた。