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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第20章 グレイ scene2


「潤!?なにすんだよっ…」


「翔くんがいけないんだよ?」


Tシャツを掴んで襟元から引き裂いた。


「ちょっ…潤っ…」


びりびりにTシャツを引き裂いたら、着ていたシャツで翔くんの手首を縛り上げた。


「なにすんだっ…正気かよっ…」


「俺を騙したくせに…」


「え…?」


思い切り平手で殴りつけた。


ぱっと翔くんの口から鮮血が飛ぶ。


綺麗な血の色だった。


「嘘つきはね…地獄に落ちるんだよ…?」


「…潤…」


怯えた目をして翔くんは俺を見上げた。


ゾクゾクするほど、身体が熱い。


引き裂いたTシャツを丁寧にかき分けて、翔くんの身体を外気に晒す。


「やめて…潤…ごめん…俺が…」


「なんで謝ってるの?」


「え…?」


「わかってないのなら、謝罪はいらないし、受ける気もないから」


「潤っ…違うっ…俺は…」


「ここ、誰がくるかわからないね…」


ビクリと翔くんの身体が揺れた。


「あれ…?あそこにあるの、ニノのスマホじゃないの…?」


「えっ…」


「ニノ、取りに来ちゃうね…翔くん」


冷たい目で見下ろしてやった。


「あなたの恋人が、ここに来るね」
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