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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第20章 グレイ scene2


収録の合間、前室から出て行く翔くんをそっと追いかけた。


後ろから腕を掴んで、トイレの個室に押し込めた。


「潤っ…どうしたの?」


「翔くん…」


そっと唇にキスを落とすと、翔くんは微笑んで俺の首に腕を回した。


「欲しくなったの?さっきあんなに…」


「足りないよ…全然…」


「しょうがないなあ…」


そう言って妖艶に微笑むと、俺の唇に再び吸い付いた。


「…翔くん…」


「なあに…?」


「俺のこと好きって言って?」


「…潤…好きだよ…」


翔くんは無言でしゃがむと俺のズボンをずり下げて、俺を咥え込んだ。


「翔くんっ…」


翔くんの口の熱さに翻弄されて、もうすぐ本番だというのに俺はまた熱を放ってしまった。


俺は、翔くんに溺れていた。


いや…正確に言うと溺れさせられてた…


翔くんが俺を離さない。


その視線で俺を絡め取る…




収録が再開されて、次のゲームが始まる。


俺は観客席でゲームを見守っていた。


ニノと翔くんがゲームに出ている。


カメラが回っていないところで、二人は身体をくっつけて微笑み合っている。


いつもの光景…


「翔くんとニノ、相変わらず仲いいねえ…」


リーダーが感心したように小声で言う。


「なんか、あの人ら一緒に暮らすらしいよ?来月から」


相葉さんの言葉に、俺の背筋が凍った。

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