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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第20章 グレイ scene2


土鍋かられんげでおかゆをとって、ふーふーして差し出された。


「はい、あーん」


真顔で言うから、逆らえなくて思わず口を開けた。


恥ずかしくて、顔が熱い。


智くんは俺を見てクスクス笑う。


「も、もう…やめてよ…」


「いいじゃん。はい、あーん」


そのまま結局全部あーんで食べさせられて…


なんのプレイなんだ…


その後、薬を飲んでから食器を下げられて。


呆然とソファに座ってたら、智くんが戻ってきた。


「翔くん…」


そういうと手を引かれてまた寝室へ逆戻り。


綿入れを脱がされると、布団を掛けられた。


「じゃあちゃんと寝るんだよ?」


そう言って離れていこうとするから、思わず服を掴んだ。


「え?」


「あ…いや…その…」


「…淋しいの?」


「…うん…」


正直に頷くと、智くんは微笑んで俺の隣に滑り込んできた。


俺の首の下に腕を通すと、身体を引き寄せてぎゅっと抱きしめてくれた。


「風邪の時の翔くんって、甘えん坊なんだね…かわいい…」


顔がさっきの3倍位熱いけど…


でもいい。


智くんのいい匂いに包まれて、凄く幸せだった。


「智くん…」


顔を上げて、智くんの顔を見つめる。


薄い唇が微笑んでいる。


瞳は優しい光を湛えて、俺のこと見つめてる。


キス…したいな…


でもうつしたらいけないし…


そう思っていたら、優しく唇にキスされた。


「…だめ…うつるから…」


そう言ってるのに。


舌が口の中に入ってきて、俺の舌を絡めとって吸い上げられた。


官能的なキスで背筋に快感が上がってくる。


「…だ、め…」


「いいから…」


低い声で囁かれて、得体のしれないものが身体の奥を突き抜けていった。
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