第20章 グレイ scene2
「かわいい…翔くん…」
いつも俺が言ってるセリフを言われて、恥ずかしくて堪らなくなる。
「や…だ…」
「そうやって俺を煽らないでよ…」
「ん…んぅ…」
首筋を舐められて、ちゅうっと緩く吸い上げられた。
「やだ…お風呂入ってないから…」
「いいよ…翔くんの匂い好きだもん…」
いつの間にかパジャマの前を開けられて、首筋から胸板までキスされて身体が熱くなってくる。
「だめだよ…智くん…」
手がズボンの中に入ってきて、中心を掴んだ瞬間、腰が引けた。
「あ…翔くん…大きい…」
嬉しそうに言うと、布団に潜り込んでいった。
「ちょ…智くん!?」
いきなり生暖かいものに包まれた。
「ああっ…も…だめだってっ…」
布団の中からぴちゃぴちゃといやらしい音が聞こえてきて。
「あ…だめ…出ちゃう…」
休み明けから禁欲生活だったから、もう限界だった。
智くんの動きが激しくなって、あっけなく口の中に俺は出してしまった。
「ああっ…あ…ぁ…く…」
全部出し切ったら智くんが布団から顔をだした。
にっこり笑ってごくりと飲み込んでしまった。
「あ…もう…何やってんの…」
「翔くん、これで風邪治るからね」
そう言ってパジャマのボタンを留めてくれた。
激しい睡魔に襲われて、その後どうなったか覚えていない。
次に起きたら夕方になっていた。
ふと横を見ると、ベッドサイドに凭れて智くんは眠っていた。
「もう…風邪ひくだろ…」
智くんを抱えてベッドに寝かせた。
いつもどおり腕枕をすると、ぎゅうっと身体を抱き寄せた。
すやすや眠る幸せそうな寝顔を見ながら、また俺も眠りに落ちていった。
おやすみ…智くん。
もしも風邪ひいたら、俺が全力で看病するからね…
【END】