第20章 グレイ scene2
「や…やだ…マジで…?」
「マジだよ?俺たち待ってたんだから…」
「マ、マネージャが…!」
「もう帰したから大丈夫」
「えっ…」
「誰も、この楽屋には来ないよ、ニノ」
翔くんがニヤっと笑うと、ニノはどんどん後ろに下がっていった。
ガタンっとテーブルにぶつかり、載っていた鏡が床に落ちる。
照明が揺らめく。
「スタッフさんはくるかもしれないけどねえ…?」
「や、やだっ…」
逃げようとする腕を、相葉さんが掴んだ。
「ニノ…あんな顔で嬉しそうに俺達の事言うんだもん…会いたくてしょうがなくなっちゃったよ…」
がっしりと身体を捕まえて、動けないようにした。
「あっ…待って…だめだって…俺、一番の賞もらったんだから…呼び出されるかもしれないし…」
言ってる最中にも、相葉さんの手はニノのタキシードを脱がせてる。
パサリと床に落としたら、にやりと笑って首筋に顔を埋めた。
「あっ…あ、あいばさ…」
リーダーがそっとニノの後ろに回って、スラックスのベルトを外してる。
「よくがんばったね…和也…」
そう耳元で囁くと、そのまま耳たぶを口に入れてしまった。
翔さんが歩み寄って、蝶ネクタイを外して、シャツのボタンに指を掛けた。
「あっ…あっ…だめぇ…お願い…」
最後に俺がニノに歩み寄って、リーダーが前を外したスラックスをおもいっきりずり下げてやった。