第15章 インディゴ scene3
二人は俺の手を見て、にこにこ微笑んでる。
…幸せだな…
こんな嬉しい誕生日、迎えたことがない。
二人の左手をとって、薬指に輝くシルバーにキスをした。
二人も俺の左手にキスをしてくれた。
「離れないよ、翔くん」
「嫌って言ったって、ずっと一緒だからね?翔ちゃん…」
「うん…離さないでね…ふたりとも…」
ぎゅっと二人に抱きついた。
温かいや…
「翔くん…そんなことして…」
智くんの手が、俺の脇腹を撫でていく。
「また欲しくなっちゃうよ…?」
「智くん…」
突然、雅紀が俺を咥え込んだ。
「あっ…やだ…もう出ないって…!」
「嘘つけ…半勃ちじゃん…」
雅紀の口が、いやらしく俺を飲み込んでいく。
「あ、そうだ。翔くん…これも使おうね?」
智くんの手には、ローター…
「ちょっ…それ、どうするの!?」
「ん?どうしよっかなあ…」
にんまりと智くんが笑う。
「ちょ…待って…俺の誕生日でしょ…?」
「え?」
智くんの手からローターを奪い取った。
「ほら…俺の言うこと、聞いて?」
「しょ、翔くん…」
にやっと笑うと、智くんが引き攣った。
なんか…
楽しいかも…!