第2章 アザリア
洗い流したら、浴室から強引にまた引っ張られて出された。
ビショビショの身体にバスローブを被せられて、抱き上げられた。
「えっ…!?潤!?」
潤は無言で寝室へ行った。
俺をベッドに投げ出すと、リビングへ消えた。
戻ってきたと思ったら、手にベビーオイルを持っていた。
いつもそれは俺が、へそのピアスの穴の手入れに使ってるやつで…
……まさか
「潤…それ、何するの…?」
「ローション代わりにすんだよ…」
「へ?」
あっ…
もしかして…
俺、ヤバイ?
潤が俺をベッドに押し倒した。
めちゃくちゃにキスされた。
逃げようとしたけど、潤に伸し掛かられてて、身動きがとれない。
「ふっ…じゅ…潤っ…苦しいっ…」
それでも無視して、潤は俺の唇を塞ぎ続けた。
いつの間にか、俺の後ろに潤のぬるぬるした指が当たってた。
「ひゃっ…潤っ…だめえっ…」
「なんで?…あんなもん見て、抜こうとしてんだろ!?」
ああ…やっぱりそこ怒ってますよね…
「違うって!抜いとかないと、大変なことになると思って…」
「付き合ったその日に、普通する!?それとも普段から、オナってるのが好きなわけ!?」
「ちっ…違うわ!バカっ!」
「知らないよ…せっかく我慢しようと思ったのに…もう、知らない」
そういうと、ずぶりと指が入ってきた。