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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第14章 檸檬


「お前…二宮か…」


「お話が早いようで…」


内藤は腕をぎゅっと掴んだ。


「ふん…おまえらがカズヤ飼ってんのか…」


「飼うって…バカじゃねえの」


「じゃあなんだよ。保護者でもやってんのかよ」


「やってるよ。あいつの親にも正式に委任されてる」


「なんだと…」


「ちゃんと書類も交わしてるよ。弁護士も入れてね」


じっと見ていると、目を逸らした。


「あいつが大学出るまでは、きっちりと俺たち保護者だよ?」


「ふん…」


ぺっと唾を吐くと、俺の腕を握り直した。


「お前でもいいや」


呟くと、腕を握ったまま歩き出した。


「ちょっと…どこ行くんだよ」


「ふん…どうせお前らカズヤとヤってんだろ」


「はあ?」


「俺も楽しませろよ」


「ばかじゃねえの。あんた」


「はっ…同じ穴のムジナの癖によ。どうせ楽しんでるんだろ?あの家でよ…」


「アンタとは違うよ」


「何が違うんだよ。穴に棒つっこんで…やってるこた一緒だろうよ」


「全然違うね」


内藤の足が止まった。


「何が違うんだよ」


「アンタ、カズヤのこと愛してないだろ」


「はあ?」


「そこが俺達とは全然違うよ」
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