• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第14章 檸檬


「えっ…今度は翔ちゃんなの!?」


大柄なママは、相変わらずの筋肉質な腕で顔覆って後ろに倒れた。


「ママっ…」


ボーイが慌てて後ろから支えるが、ママよりも細いから支えきれない。


慌てて翔さんが、ママの腕を掴んだ。


「大丈夫ですか?」


王子様スマイルでた…


ママは今度こそボーイを潰して床に倒れ込んだ。





「な、何のご用でしょうか…」


なんとか体勢を立てなおして、また隣の店に連れていかれた。


今度はポケットから鍵を出した。


「ママさん、ここ買ったの?」


「あ、ええ…今度、この壁ぶちぬいて、店を広げようと思ってるんです。どうせロクに営業してやしなかったから。今度はショーもできるようにしたいの」


べらべらとまくし立てられた。


「は、はあ…」


翔さんは涼し気な顔で聞いている。


そうだよな…翔子だったもんな…


「ママさん、いいですか?」


「あ、ごめんなさい…べらべらと…」


客商売をしている人は話が早い。


「カズヤのことですね?」


「はい…あれからご無沙汰してすいませんでした。彼は元気にしています」


「あの…まさ…相葉ちゃんは…?」


くすっと笑いが漏れた。


この人、相葉さんのファンなんだろうな…


「相葉さんの元で、暮らしています」


ママさんがきゅうーんとした気がした。
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp