• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第14章 檸檬


結局、カズヤはその日部屋から出てこなかった。


夕食の時間になっても出てこなくて、部屋に3人で行った。


扉をノックする。


でも返事はない。


「カズヤ…?どうしたの?」


なにも部屋からは聞こえてこない。


3人で顔を見合わせると、そっと扉を開けた。


「カズヤ…入るよ?」


とりあえず、俺一人で中に入った。


翔さんと相葉さんは入り口からこちらを見てる。


カズヤはシングルベッドに潜り込んでた。


頭から布団を被ってる。


「起きてる…?具合悪いの?」


ベッドに腰掛けて話しかけても、返事はない。


そっと布団をまくってみた。


目を閉じてるけど、眠ってるわけではなさそうだった。


「どうしたの…?カズヤ…」


「なんでもないよ…」


「なんでもなくないだろ。言ってみろ」


「ほんと…なんでもないから…」


カズヤが目を開けて、俺を見上げた。


その瞳の色は、出会ったばかりのカズヤのようで…


「ちょっと…ほんとどうしたんだよ!」


なにか起こってる。


絶対カズヤになにか起こった。


布団をひっぱがすと、カズヤを無理やり起こした。


「言いなさい。何があった」
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp