第14章 檸檬
お尻に相葉さんの硬いのが当たってる。
やばい…疼く…
「ん…あ…雅紀…」
顔を上げて、キスをせがむ。
「お…エロい顔…」
微笑むと、ちゅっと軽くキスを落とす。
「いや…もっと…」
「ふふ…今日、どうしたの…?」
「排卵日かもしれない…」
「そうかもな」
くすくす二人で笑ってたら、キッチンの入り口に視線を感じた。
「あっ…」
カズヤと翔さんがじとーっとこっちを見てた。
「じゅっ…準備しなきゃっ…」
「おっ、おうっ!」
慌てて身体を離すけど、もうバレバレで。
「カズヤ…今日、俺たち一緒に寝ようか…」
「うん…朝っぱらからあんなの見せつけられたら、たまんないよ…」
「ばっ…バカ言ってないで勉強してこいっ!」
そんな感じで、朝は過ぎていく。
夜になって、各々帰ってくる。
俺達の仕事は、時間が不規則だから夕食で全員が集まることはない。
カズヤもゼミだなんだで、遅くなることがある。
だから夕飯は各自済ますことになってる。
だからこそ、朝食の時間は一家団欒できる唯一の時間なのにな…
「ただいまー」
誰もいないリビングに一人、帰る。