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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第14章 檸檬


翔さんの本気デコピンだ。


「しょぉ…」


蹲って痛がってるカズヤの姿がおかしくて。


大人三人が大爆笑した。


「ぶっ…ふ…ふ…カズヤ…悪かった…」


「酷いよぉ…」


おでこを擦りながら起き上がると、立ちあがった。


涙目になりながら翔さんに抱きつく。


「許してくれた?」


「ん。許す」


カズヤの前髪を上げると、額にちゅっとキスした。


「んふふ…」


蕩けるような笑顔を見せた瞬間、カズヤは翔さんの股間をデコピンした。


股間をデコピン…?


なんかおかしいけど、デコピンした。


「んあっ…」


今度は翔さんが股間を押さえて蹲った。


「へへっ…」


いたずらっこみたいな顔をすると、カズヤは一目散にリビングから逃げていった。


「カズヤーーーーーーーーー!」






耳をひねり上げられたカズヤをリビングに連れて来て、延々と説教をしている翔さん。


俺と相葉さんは、朝食を食べながらそれを眺めていた。


「毎度…よくやるよ…」


「ほんと、毎朝毎朝、よくネタがあるよね…」


コーヒーを飲み干すと、結構いい時間になっていた。


「翔さーん。そろそろ時間だよ?カズヤも今日、1コマ目からでしょ?」


「あ、マジか…お前のせいで朝食抜きだぞ!」


「知らないよ!翔が説教しだしたんだろ!」


「あっ!おまえ!」

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