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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第5章 レイヴンscene2






呆然としてた。


翔に朝、起こされたと思ったら、着替えて車に押し込められた。


どこに行くのかと思ったら、俺のマンションで…


「さ、降りて」


「え…?なんで…」


「もう、いらない」


「え?」


「もう、雅紀なんていらないから」


「何いってんの…翔」


「だから、飽きたんだって…」


「翔っ!」


「人のものだったから楽しかったんだ…」


「え?」


「潤がいないんなら、つまんない」


そう言って、薄く笑った。


ドアを開けると、突き飛ばすように俺を車から下ろした。


「じゃ、またね」


そう言って車は走り去っていった。


仕方なく、一旦部屋へ行ってみる。


翔…なにがあったんだ…


理由もなく、あんなことするわけがない。


きっと何かあったんだ…


部屋の鍵を開けようとしたら、開いてる…


慌ててドアを開けると、玄関の靴が飛び散らかってた。


リビングに行くと、部屋は真っ暗で。


遮光カーテンを開けると、やっと部屋の惨状が見えた。


無数の酒瓶、零れたワイン…


ちらかった部屋。


こんな部屋に…潤がいたのか…?


信じられない。


きれい好きで、毎日掃除機掛けてたのに…


また呆然としてると、電話が鳴った。
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