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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第5章 レイヴンscene2







白い…


眩しい…


胃から喉の違和感が酷い。


頭が痛い。


目を開けると、知らないところにいた。


「え…」


上半身を起こそうとしたら、腕になにか刺さってて。


よくみたら点滴で。


「なにこれ…」


「潤…起きた?」


声の方に顔を向けると、陽の光の中にニノが居た。


「あ…え…?なんで…?」


「お前、急性アルコール中毒だってよ。どんな飲み方してたんだよ…」


そういって、苦笑いしてる。


けど、多分ニノは何もかもわかってるんだ…


「放っといてよ…」


「ああ…放っとくけどさ…」


ベッドに座った。


俺に背を向けながら、ぽつぽつと喋り出す。


「お前ら、別れちゃったの…?」


「…たぶんね…」


「そっか…」


頭を掻きむしると、俺の方へ顔を向けた。


「ごめん…俺、知らなかったから…」


「いいって…いずれはわかることだったし…」


この二ヶ月、気付かなかった俺が間抜けなんだ。


まさか、雅紀の相手が翔くんだったなんて…


唇を噛みしめる。


いつから、なんだろ。


翔くんはいつから、雅紀のこと好きなんだろ…


「潤…唇…血が出るから…」


ニノの指が俺の唇に触れる。


「あ…」


不意に病室のドアが開いた。

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