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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第5章 レイヴンscene2


翔の中に進む。


「うっ…あ…」


じっくりと解したから、トロトロになってて。


熱い。


静かに進むと、翔を抱きしめてそのまま動けなかった。


「雅紀…」


「翔…愛してるよ…」


目の前にちらつく潤の顔は、いつのまにかなくなってて。


ただ、翔に溺れてた。


翔の中は、いつでも俺を喜んで出迎えてくれて。


今だってぎゅうっと俺を悦ばせてくれる。


「く…」


「雅紀…動いて…?」


「だめ…ずっと翔の中にいたいの…」


「ずっと…?」


「うん…ずっと繋がっていようよ…」


「うん…嬉しい…」


翔の瞳が潤んだ。


「翔……」


この聡明すぎる恋人は、きっと全てわかってて受け止めてる。


だから、俺もこの恋人の全部を受け止めなきゃ…


悲しさも、愛おしさと同じくらい。


「泣いていいよ…?」


「雅紀…」


「翔が泣いたら、俺も一緒に泣くよ…」


「バカ…」


翔が少し笑った。


「男が二人で泣いてたら、気持ち悪いよ…」


「そうかな…翔の泣き顔は綺麗だよ…」


「雅紀…」


「滅多に見られないのに、俺、今日たくさん見ちゃったから、得しちゃった…」


ニッコリ笑うと、翔も笑った。


太陽のような笑顔だった。
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