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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第5章 レイヴンscene2


「…雅紀っ…ありがとう…」


俺の中を進みながら、うわごとのように翔が繰り返す。


「ありがとう…雅紀…愛してる…」


「翔…やだ…離れないで…」


「離したくないよぉっ…雅紀っ…」


翔の本音。


涙を流しながら、俺を貫いているのに…


翔の心は寒いんだ。


「翔…翔…愛してる…ずっと一緒だよ…?」


「雅紀ぃ…」


ぎゅうっと抱きしめると、翔が全部俺の中に入った。


「う…あ…入った…」


「翔…」


俺の唇にキスしながら、翔が泣く。


ぽたり…ぽたりと雫が顔に落ちてくる。


「ごめ…雅紀…」


「なんでお前が謝るんだよ…」


謝らなきゃいけないのはこっちなのに…





こんなに好きなのに


愛してるのに


なんで俺の心は…




「翔…動いて…?辛いでしょ?」


「雅紀こそ…辛いだろ?」


「いいよ…翔、一緒に気持よくなろ?」


「うん…」


ゆっくり、ゆっくりと翔の腰が動き出す。


ずるっと出て行ったかと思うと、また貫かれる。


「んんんーっ…!」


「辛い?雅紀」


「だ、いじょうぶ…動いて…」


「ああ…雅紀…好きだよ…」


俺の髪を掴むと、額にキスした。


そのまま翔はゆっくりゆっくりと俺を突き上げた。


俺は、初めてなのに感じた。


上と下が変わっても、やっぱり翔と俺の身体の相性は、ぴったりだった。

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